新生児期から使える抱っこ紐として一番人気のベビービョルン!
どこがそんなにいいのか、欠点はないのか、詳細に見ていきます。
人気の理由は…何より着脱が楽!
子供の抱っこ自体不慣れで、抱っこ紐の使い方もいまいちよく分からない初心者のママにおススメです。ベビービョルンオリジナルは着脱がかなり簡単なのです。まずは抱っこ紐を足の付け根のところの留め具2つのみ付けた状態で自分の体に装着し、背当てと自分の体の間に子供を入れ、カチッと横と上の留め具を計4つはめるのみ。子供をおろすときも、背当てと肩ひもがすべて外れるようになっているため、簡単に取り外すことができて赤ちゃんを寝させたままベッドに着地することができます。新生児用パッドなども必要なく、3.5kg以上、生後1ヶ月から使えます。
スウェーデンの老舗メーカー製。安全性は?
スウェーデンのBabyBjörn(ベビービョルン)というメーカーが作っています。Björn Jakobson(ビョルン・ヤコブソン)というスウェーデン人デザイナーが1965年に創設しました。抱っこ紐は1973年に初めて作られ、少なくとも5人の小児科医・小児整形外科医と共同で開発されました。有名で歴史ある抱っこ紐であり、紐を緩めずに正しい使い方で着脱すれば安全でしょう。アメリカではベビービョルンの前向き抱っこで股関節脱臼・股関節形成不全が悪化するのでは?という議論が起こったようですが、ベビービョルンは医師の意見も踏まえて否定しています。Will the BabyBjorn endanger your infant’s health?
値段もお手頃。前向き抱っこもできる。
値段がお安いのは良いですね。オリジナルは赤ちゃん本舗のセールでは4000円台で購入できます。ふつうに買っても6000円台です。メッシュのオリジナルAIRにすると8000円台です。前向き抱っこもできるので、外の景色を見ることができて赤ちゃんは喜びます。また、抱っこ紐は丸洗いできるので、よだれや汗でよごれても洗ってすぐに乾くのは良いです。
デメリットは?肩が痛くなる?
子供が大きくなると(6か月以上になると)肩が痛くなる人が多いようです。腰ベルトがなく肩だけで支える仕組みなので、どうしても子供が重くなったらつらく感じます。ママよりパパの方が長く使えるようですが、最大体重は11kgですから我慢して使い続けても1歳頃までですね。ベビービョルンオリジナル一つでずっとというわけにはいきません。
新生児期から使える?
ベビービョルンオリジナルは体重3.5kg以上あれば新生児期から使えるということで人気の抱っこひもだったのですが、ベビービョルン日本の公式サイトではなぜか「首すわり前1ヶ月から」と書かれているのです。以前は新生児からと書いてあったように記憶しており、ベビービョルンに問い合わせてみました。2015年にSGマークを取得したため、「FAQ・よくある質問」に記載してあるように、3.5kg以上かつ53cm以上であれば新生児から使えるとなったとベビービョルンの担当の方は電話で丁寧に答えてくださいました。
オリジナル、ミラクル、ONE+の違いは?
オリジナルがお勧めです。数ヶ月のみの使用になるので、アカホンで安くオリジナルを買うといいでしょう。色はブラックだけになりますが。夏を快適に過ごしたい、アトピー肌、汗が嫌という方はメッシュであるオリジナルAIR(以前の製品の名称は「メッシュ」)にしましょう。赤ちゃんは大人より体温が一度高く、代謝も倍以上です。特に背中は汗をかきます。メッシュ生地で寒ければケープなどを羽織ればよいかもしれません。ミラクルは背中の紐が強化されており腰ベルトも付いているのでオリジナルよりやや肩腰の負担が軽いですが、価格がやや高くかさばります。ONE+はやや重くてかさばるという欠点がありますが、腰パッドがあるので肩腰の負担は軽く、首すわり前から3歳までインサートなしで使えます。おんぶもでき、エルゴと比較して着脱が楽という点で人気です。
結局抱っこ紐は何を買えばいい?
新生児期はベビービョルンオリジナル、大きくなったらエルゴオリジナルと使い分けるママが多いです。オリジナルが安くて軽くて着脱も簡単で一番人気です。春生まれで主に夏に抱っこひもを多く使う場合や汗かきの場合はオリジナルAIR(以前はメッシュ)にしておくと夏も快適です。パパ用や洗濯の替え用にエルゴ以外にサブの抱っこひもが欲しい場合はONE+がいいかもしれません。
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