エルゴベビーの抱っこ紐は本当に楽なのか?

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皆が使っているエルゴ!使用率は8割などと言われ、街中でもよく見かけます。何がそんなに人気なのでしょうか?

人気の理由は…とにかく肩や腰が楽!

肩ベルトがかなり分厚く腰ベルトもあるため、肩や腰の負担がほとんどありません。他のメーカーの抱っこ紐より一番楽です。着脱はベビービョルンよりはやや難しいですが、慣れればなんてことないでしょう。まず腰のバックルをしめ、子供を抱っこして背当てを当てて肩ひもを通し、自分の背中のバックルもしめれば完成です。

ハワイのメーカー。安全性は?

ハワイのメーカー、ERGO Baby(エルゴベビー)は2003年に設立しました。アメリカ・ハワイ人のKarin Frost(カリン・フロスト)はデザイナーであり母親でした。他の抱っこ紐やスリングに不満だったカリンは負担がかからず密着して抱っこできる抱っこ紐を開発したのです。エルゴを使うママが多いせいか、エルゴを使っての転落事故が報告されています。しっかり説明書を読み、着脱の際は気を付けて使いましょう。2015年から安全ベルトが装着となりました。子供に巻いた安全ベルトを腰にしっかりはめましょう。

 

デメリットは?新生児から使える?

首すわり前に使う場合は、新生児用パッド(インファント・インサート)を購入する必要があります。安全ベルトを巻いて、新生児用パッドにくるみ、それから腰バックルをしめ、抱っこして背当てを当てて肩ひもを通し、自分の背中のバックルもしめ、新生児用パッドも調節してと、装着にはやや時間がかかりますね。そして夏だとインファント・インサートはかなり暑くなります。ただでさえ赤ちゃんは体温が大人より一度高くて代謝も倍以上でかなり汗っかきですから。他の欠点として、おんぶがしにくいこと、ママの体型が小柄・なで肩だと使いづらいこと、値段が高めであることが挙げられます。

オリジナル、パフォーマンス、パフォーマンスヴェントス、360、アダプトの違いは?

オリジナルは肩腰の負担がない分、かなり暑苦しくなり、汗びっしりになるという不満がありました。

それを改善したのがパフォーマンスで、通気性に優れた薄手の生地のため、オリジナルより蒸すことはないそうです。ただ、オリジナルより肩パッドが薄く、長時間の抱っこだと肩が疲れる、オリジナルより大きめで子供が小さいと沈むというデメリットがあります。

 

パフォーマンスヴェントスはさらに改善し、全部メッシュ素材で肩パッドも厚く、涼しく、肩も凝らないと評判です。欠点はポケットがない、大きめで子供が埋もれてしまうことがあるということです。

 

2014年に発売された360は、お尻の部分が膨らんでいてホールド感がある、前向き抱っこができる(1歳まで)、バックパネルを上げれば首カックンが防げるということが利点です。背面ポケットがないこと、かさばること、お尻の部分の膨らみが合わない子供もいることなどがデメリットでしょうか。腰ベルトがマジックベルトのため剥がすときの音で子供が目覚めるとのことでしたが、2015年からはバックルになりました。

 

2016年には新生児から新生児用パッドなしで使えるアダプトが発売されました。アダプト一つで新生児から4歳頃まで使えますし、肩ベルトをクロスして使るのでなで肩や小柄の方でも使いやすいです。

結局抱っこ紐は何を買えばいい?

新生児期はベビービョルンオリジナル、大きくなったらエルゴオリジナルにするというのが定番です一つだけ抱っこ紐を買うならエルゴアダプトを買うことをお勧めします。新生児(3.2kg)から20kgまで使えます。ただ着脱の簡単さではベビービョルンの方がよく、首すわり前に家の中で気軽に使ったり、抱っこで寝たらそのまま下ろすことができるので、余裕があればベビービョルンも買っておくといいです。また、偽物がかなり出回っているので注意しましょう。通販サイトで買うとほとんど偽物だったと聞きます。ニセものは肩パッドが薄かったり安全ベルトが付いていなかったりと肩腰が痛くなったり安全性に疑問があったりします。赤ちゃん本舗やダッドウェイなど正規店舗で購入しましょう。

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