ベビーゲートをどうやって選ぶか?

育児用品

階段や台所などの危険な場所にベビーゲートを置きたいと思い、ベビーゲートについて調べてまとめました。実際に私が購入したベビーゲートとその感想についても記載しました。

ベビーゲートは必要?

活発に動き回るようになるとうれしい反面、危険なものに触ってほしくはありません。

特に階段がある場合は危険極まりないのでベビーゲートは必須になるでしょう。台所も包丁や熱湯などの危険なものがたくさんあるので、台所に入ってこれないようにベビーゲートを付けた方が安全です。また、テレビに手を触れて倒してしまったら大変ですし、ソファーから落下すると危険なので、テレビやソファーを囲ったという方もいます。壁と長いベビーゲート、または長いベビーゲートを2つで、ベビーサークルのように子供の安全な遊び場を作ることもできます。

たいていの方はベビーサークルやベビーゲートを用意しています。

ベビーゲートはいつからいつまで必要になる?

寝返りやハイハイし出すとそろそろベビーサークルまたはベビーゲートを用意した方がよいと思います。

購入するのはだいたい6ヶ月頃が多いようです。

2〜3歳頃には「危ないからダメ」と言われれば素直に言うことを聞くようになったので要らなくなったという意見が多いです。

ベビーサークルとベビーゲートの違いは?

ベビーサークル

ベビーサークルは四角形や六角形で囲うので、その中で安全に子供を遊ばせる遊び場を作ってあげることができます。

かなり広くなりますし、ベビーサークル自体がかなり圧迫感があります。リビングルームに広く遊び場を作ろうという場合には適しています。大きさや素材によりますが、8000円から15000円くらいです。

ベビーサークルについてはベビーサークルをどうやって選ぶか?にまとめて、実際に購入したベビーサークルの感想も書いています。

ベビーゲート(ベビーフェンス)

ベビーゲートは階段や台所など危険な場所に設置し、そこから先に行けないようにします。

価格は3000円から5000円くらいです。部屋を仕切ったりサークルにできるような長いベビーゲートは15000円から20000円くらいします。

階段上に設置できるベビーゲートは限られている?

子供が階段から転落してしまったら大変とベビーゲートを買う方は多います。しかし、ほとんどのベビーゲートは階段上に設置できないのです。

というのは、壁に突っ張って固定するタイプのベビーゲートは、足元に棒が置かれるのでつまずきやすいからです。また、子どもが寄りかかったときに、外れる可能性があるので危険です。口コミなどを見ると階段上に設置している方もいますが、あくまで自己責任です。

壁にネジ止めあるいはビス止めして固定するタイプのベビーゲートでは、足元には何もないので階段上に設置することができます。賃貸住宅ではビス止めでは穴が空いてしまうので、ネジ止めのベビーゲートを選ぶといいです。

階段上に設置したいのであれば、階段上でもOKと記載のあるベビーゲートを購入しましょう。

ベビーゲートはどんな種類があるか?

素材でわけると、スチール製、木製、プラスチック製、メッシュ製があります。

メッシュ製は全面がメッシュで覆われているため見えにくいという欠点があります。

スチール製、木製、プラスチック製は柵になっているのでメッシュ製より見えやすいですが、手や足を挟むという欠点があります。

スチール製は頑丈ですが、ぶつかると痛いですし、開閉音がうるさいです。木製は軽くてインテリアに馴染みますが、ささくれがある、壊れやすいというデメリットがあります。

私のオススメはプラスチック製で、スチール製より軽くて音も静かです。

階段上に設置できるベビーゲートは?

壁にネジ止めして設置するタイプ

壁にネジ止めして設置するタイプのベビーゲートは、階段上でも設置できるものがあります。賃貸住宅では、ネジ止めの際に壁紙に跡が付いてしまう可能性があります。賃貸住宅で階段上で設置できるベビーゲートは、調べた限り、3つしかありませんでした。

・スマートゲイトIIプラス 日本育児

 

良い口コミ:階段側に開かないための片開き用ドアストッパー付で安心。大人のつまずき防止にステップガードがある。高さがあるので安心。プラスチック製で軽い。

悪い口コミ:階段から30cm以上離さないと設置できないため、家の構造上取り付けられないことがある。壁紙に跡が付いてしまった。取り付けが大変。

・グレイッシュベビーゲート JTC 幅68~94×高さ91cm

良い口コミ:大人のつまずき防止にステップガードがある。高さがあるので安心。取り付けが簡単。プラスチック製で軽い。

悪い口コミ:開閉音が大きい。子供がよじ登って解錠されてしまった。

・階段の上でも使える木のバリアフリーゲート リッチェル

 

良い口コミ:バリアフリーで足下に段差がないためつまずく心配がない。階段側に開かない片開きドアで安心。木製なのでナチュラルでインテリアに馴染む。

悪い口コミ:扉を開けるときに、かなり力を入れて上に持ち上げないといけない。取り付けが大変。

壁にビス止めして設置するタイプ

壁にビス止めして設置するタイプのベビーゲートは、ぐらついたりつまづいたりすることがないので、頑丈で安心ですし階段上にも設置できます。欠点はやはり壁に穴が開いてしまうということです。持ち家ならオススメです。

・ベビーゲート ガードミー ベビーダン 幅55〜89×高さ70cm

良い口コミ:子供を抱っこしながら開閉できる。ゲートを開けていても蛇腹状に折りたたまれるので見た目にもスッキリとしています。

悪い口コミ:開閉のスイッチが硬くて力がいる。値段が高い。

階段上以外の場所に設置するベビーゲート一覧

階段上のベビーゲートは限られますが、台所や階段から少し離れたところに設置する場合はたくさんの種類のベビーゲートがあります。素材別に紹介します。

プラスチック製

・スマートゲイト2 日本育児

 

 

良い口コミ:開け閉めやロックが簡単にできる。壁に穴を開けずに設置できる。高さが91cmと高いため、子供では乗り越えることができない。スロープが付いていてつまずき防止になる。

悪い口コミ:粘着テープが強く、撤去時に壁紙が破れた。取り付けが大変。

・キッズパーテーション 日本育児 高さ61cm

良い口コミ:自由にレイアウトが変えられ、必要になればパーツが追加できる。子供が動かしても倒れない。

悪い口コミ:子供が脇の部分からすり抜けてしまう。

木製

・オートバックウッドベビーゲート123 カトージ 幅76~86×高さ75cm 木製

良い口コミ:取り付けが簡単。前後にドアが開き、手を離せば自動で閉まるのは便利。木製なのでインテリアになじむ。拡張できるのもよい。

悪い口コミ:開閉の音が大きい。開放しておくことができない。レバーのスライドが固くてなかなか開けられない。開けるにはかなりの力がいるため、片手では難しい。

スチール製

・NEWベビーズゲイト123 日本育児 幅73~90×高さ76.5cm

良い口コミ:木製のものを以前使っていたら壊されたが、これはスチール製なので頑丈で壊れない。前後にドアが開き、手を離せば自動で閉まるのは便利。スマートでシンプルなのでインテリアになじむ。拡張できるのもよい。

悪い口コミ:開閉の音が大きい。ゲート音がキイキイする。開放しておくことができない。手足が挟まる。片手では開けにくい。

メッシュ製

・オートロックベビーゲートセーフティ コンビ 幅69~84×高さ118.3cm

良い口コミ:両手がふさがっていても開けられるので便利。ロックがかなり高い位置にあるため大人は使いやすく、小さい子供は届かない。逆に4歳ぐらいの子供でも押せば開くので身長が届けば開けやすい。

悪い口コミ:開閉にやや力がいる。オートロック時の閉まる音が大きい。

・ふわふわとおせんぼKS 日本育児 幅65~90×高さ60cm

良い口コミ:取り付けが簡単。頑丈で子供が寄りかかっても倒れない。

悪い口コミ:またぐのが大変。取り付けに両面テープが必要だった。子供が下からくぐってしまう。

・スーパーワイドゲイト 日本育児 幅165-363×高さ76.5cm

良い口コミ:かなり長いので部屋を仕切ったり2つつなげてサークルにできるのは便利。別売りの”どこでもポールセット”を併用するとビス止めなしで設置できる。

悪い口コミ:ビス止めでの設置なので賃貸住宅だと”どこでもポールセット”を購入しなければならなかった。扉の開閉にコツがいる。

実際に私が購入したベビーゲートとその使い心地は?

台所の入り口、階段上から少し離れたところの2箇所ベビーゲートを設置しました。階段からは少し距離があるので、階段上に設置できるベビーゲートではなく、一般的なベビーゲートを使いました。

私の息子はやんちゃなので、ベビーゲートに突進して怪我すると嫌だなと思い、ぶつかると痛そうなスチール製はやめました。また、木製では逆にぶつかって壊れてしまう可能性もあるかなと思い、ブラスチック製にしました。

日本育児のスマートゲイト2の評判が良かったので、まず1つアマゾンで購入してみました。取り付けは簡単にでき、開閉も真ん中の部分を握るだけで楽にできました。ロックもずらすだけでかかるので、片手だけでロック及び開閉はできます。開閉音もそんなに気になりませんでした。

息子はよじ登ろうとしますが、高さがかなりあるので登ることもできません。柵に足が挟まって泣いていたことがありますが、すぐに足を抜くことができましたし、あざになったりするようなものではありませんでした。一度で懲りたのかそれ以来は手足を挟むことはありません。今は2歳ですが、まだ開閉の仕方は分かっておらず、長く使えてよかったと思います。気に入ったので、もう1つ購入し、台所にも付けています。

賃貸なので引っ越しの際に取り外すことになり、壁紙がどうなるかはまだ分かりません。壁紙が剥がれてしまったなどという口コミもあり、取り外したら壁紙が剥がれて壁紙代を請求されることはあるかもしれません。長く使えたので、そうなったらしょうがないかなと思っています。

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