子連れでのオススメの電車の乗り方

日本の電車は混んでいて、特に東京の通勤時間帯は悲惨です。本当は満員電車に子連れで乗るのは避けたいですが、どうしても電車に乗らなければいけないときもあります。何度も通勤時間帯の満員電車に子連れで乗った私が、子連れでのオススメの電車の乗り方を伝授します。

満員電車で避けること

ベビーカーで電車に乗るのは昼間だけにしておく

電車に乗るときは基本抱っこひもにしましょう。

ベビーカーは大変危険です。どんな小さなベビーカーでも満員電車には乗れないです。万が一ベビーカーで電車に乗れたとしても、子供が座っているところに、人がなだれ込んでくる可能性があります。エレベーターの場所もわかりにくいし、全部の駅にエレベーターがあるわけでもありません。ベビーカーで電車に乗るのはバクチだと思います。通勤時間帯にベビーカーで電車に乗ろうとしても乗れず、途方にくれている親子を見たことがありました。

路線にもよりますが、10時から16時までならベビーカーで電車に乗ることは可能だと思います。ただエレベーターがその駅にあるか、何両目にあるかを事前に調べてからがいいと思います。階段しかない駅はけっこうあり、子供を抱っこしながらベビーカーを片手に持って階段を降りるのは本当に大変です。

エレベーターがあっても少ないので駅のホームをひたすら歩いたり、エレベーターに行列していたりと、抱っこひもで移動するよりベビーカー移動は時間がかかります。ベビーカー移動のときは時間に余裕を持つようにしましょう。時間がないときは抱っこひもがオススメです。

荷物は少なめにする

荷物はなるべく少なめにしてください。バッグはリュックか斜めがけバッグがオススメです。

私は両手が空くリュックにしていました。リュックだと欠点として飲み物や財布を出すときに面倒くさいということがあります。財布はズボンのポケットに入れておくなど工夫した方がいいでしょう。また、前に抱っこで後ろにリュックとなると前後の幅が大きくなりますので、リュックの素材は柔らかいもので荷物も少なめにしておかないと大変です。

 

乗る車両を考える

どの車両に乗るかは重要です。

一番前や一番後ろの車両に乗るとかなり混むので避けましょう。

また、大きな駅のエスカレーター近くの車両にも乗らないことです。前もって大きな駅のエスカレーターや階段がある車両は調べておいた方がいいです。

電車内で気をつけること

不自然に空いている席には座らない

一度こわい目に遭ったことがありました。

席が割りと埋まっている夕方の電車内で、60代ぐらいの男性の席の両隣が空いていたので座りました。座ってからその席にしたことを少し後悔しました。というのは、その男性は独り言を時々つぶやいていたからです。きっと他の人たちはわざと避けてその空席には座っていなかったんだと思います。

運悪く子供がグズり出してしょうがなく手遊び歌を小声で歌いました。すると隣のその男性は舌打ちして「うるせえんだよ」と肘で私を押して、席を立って別の席に移動していきました。肘打ちは私の脇腹に少し当たっただけで済みましたが、万が一子供に当たったらと思うとこわかったです。

こういったこともありますので、不自然に空いている席には座らない方がいいです。吐瀉物が近くにあったり、ホームレスが寝ていたりということもありますので。

満員電車では奥の方の席に座らない

満員電車で奥の方の席に行ってしまうと、降りるときに大変です。大きい駅で降りる場合は皆降りるので一緒に降りられますが、大きい駅の手前の駅などで降りるときは大変です。私は降りたい駅で降りられず、次の駅が大きな駅だったので、その駅で降りて歩いたこともありました。

立つとしたらドアの横がオススメです。つかまるポールもありますし、ポールと壁で防御できます。ただドアの横で立っている場合、席に座ることは諦めましょう。

席に座る場合、ドアから2つ目までの席に座るようにしましょう。それ以上奥の席に座ると、降りられなくなります。

工夫をする

通勤時間をずらす

通勤時間をずらせる場合は混雑している時間をずらして電車に乗るといいです。

路線にもよりますが、10時から16時なら混んでいません。9時台、17時台もそこそこ混んでいますが満員ではありません。

7〜9時、18〜20時が一番混む時間なので、なるべくその時間を避けるようにしましょう。

早めに行くというのも手です。6時台の電車はまだ混んでいませんので、その時間に通勤して近くのファミレスなどで朝食をとるのもいいと思います。

始発から乗る

始発駅から電車に乗れば座れます。もちろん通勤時間帯は混んでいますが、並んで1,2本電車を見送れば座れることが多いです。

始発駅まで歩く、あるいは逆方面の空いている電車に乗って始発駅まで行くことになります。

抱っこひもの上からコートを羽織って防御する

満員電車で下車するときに、子供の手や足が引っ張られないかが心配でした。カバンやイヤホンが引きずられている人を見たことがあります。

なので私は抱っこひもの上からコートを羽織って完全に手や足が出ないようにしていました。

夏で暑いときは、ジャケットでうまく子供の足を出さないように腰に巻いていました。

グズるときは抱っこで立って揺らす

ぐずって泣きそうなときは困ってしまいます。満員電車の中で泣き声が響いてしまっては迷惑になってしまいます。

グズりそうなときや眠いときなどは抱っこで立って揺さぶるとおとなしくなります。席を譲ってくださる方もいますが、席に座ってしまうと立って揺さぶることができなくなるので、グズりそうであれば断っていました。

どうせ座ってもグズってしまうと思うときは、ドアの横に立っていました。そこであれば席を譲られることもあまりありません。

最終手段はスマホで動画を見せる

立って揺らしてもグズりそうだったら、小声で歌を歌ったり、スマホで動画を見せたりしていました。

スマホ育児なんて言われていますが、なんだかんだ言ってもスマホは便利です。何をしてもグズってしまって困るときも、スマホがあればなんとかなります。

シールブックなども用意しましたが、満員電車ではできません。ある程度空いていて座れるようならシールブックや絵本もいいと思います。

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